2000年第1回 2001年第2回 2002年第3回 2003年第4回 2004年第5回2005年第6回2006年第7回 2007年第8回 2008年第9回2009年第10回
蚊遣り豚
KAYARIBUTART
三重県の地場産品の代表格と言えば「四日市萬古焼(ばんこやき)」です。中でも「蚊遣り豚」は、その形状のユニークさと昔ながらの風情で広く、愛される逸品。萬古焼の蚊遣り豚は、国内では三重県四日市市と同三重郡菰野町の数社が製造しており、毎年全国に十数万個が出荷されています。
 今企画“KAYARIBUTART”は、「蚊遣り豚」をアートとして楽しむことを目的に、2000年に第1回の開催が実現しました。
 作品参加にあたっては、四日市市長をはじめ、市議会議長、三重県科学技術振興センター工業研究部窯業研究室の皆様にも特別参加をいただきました。また、一般の作品参加については「アートを楽しみ、創ることの喜びの体感」を前提とし、デザイナーやイラストレーター、陶芸家をはじめ広く参加者を募り、作品提出に際しては、創り手のアイデアの幅を引き出すため、焼き絞めた状態で提供。実用型と言うよりは、むしろオブジェとしての蚊遣り豚です。
 開催会場では来場者の参加意識を高めるため、各人一票ずつの人気投票を実施。第3回目から『キンチョウ』様より賞品のご提供等、御協力頂いています。
 何かと暗い話題の多い時代にこそ、チャーミングかつ日本の風情を伝える蚊遣り豚の存在を、より多くの皆さんにご認証いただく事で、現代人の心の癒しや日本の風物詩の伝承という面での貢献を目的とします。
蚊遣り豚履歴