三重県の地場産品の代表格と言えば「四日市萬古焼(ばんこやき)」。
中でも「蚊遣り豚」は、その形状のユニークさと昔ながらの風情で広く、愛される逸品。
萬古焼の蚊遣り豚は、国内では三重県四日市市と同三重郡菰野町の数社が製造しており、
毎年全国に十数万個が出荷されている。
今企画“KAYARIBUTART”は、「蚊遣り豚」をアートとして楽しむことを目的に、2000年に第1回を開催。
「アートを楽しみ、創ることの喜びの体感」を前提とし広く参加者を募り、
作品提出に際しては創り手のアイデアの幅を引き出すため、焼き絞めた状態で提供。
実用型と言うよりは、むしろ「オブジェとしての蚊遣り豚」
開催会場では来場者の参加意識を高めるため、人気投票を実施。
第3回目から『キンチョウ』様より賞品のご提供等、御協力頂いている。
2010年、2011年と2年間休止後、2012年に常滑焼招き猫とのコラボ展で再開。
何かと暗い話題の多い時代にこそ、チャーミングかつ日本の風情を伝える蚊遣り豚の存在を、
より多くの皆さんにご認証いただく事で、
現代人の心の癒しや日本の風物詩の伝承という面での貢献を目的とする。


展示会第10回記念に限定でオリジナル蚊遣り豚を製造販売。
真ん中の写真左の白い蚊遣り豚はアートしやすい凹凸のない「アー豚(トン)くん」
右の金鳥マーク入りのはキンチョウさんとのコラボ商品「コラブ〜くん」